会長のご挨拶
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ときわ会100周年、
そして次の100年へ向けて岡山大学看護同窓会:ときわ会は100周年を迎えました。1921年(大正10年)に岡山医科大学附属医院産婆看護婦養成科の開設されたことを元年といたします。100年という途方もない道のりも、目の前の一歩一歩を実直に歩み続けてきたからこその今日です。
当初は記念講演会を予定し、役員会の中でいろいろ検討しましたが、コロナ禍の折、ホームページの中で、皆様方にはしばしときわ会の歴史に触れていただこうと企画しました。 その歴史については、平井康子さん(岡山大学医学部附属看護学校22期生)が膨大な取材のもと見事にまとめてくださいました。また、教育の歴史を小野美穂さん(岡山大学医療技術短期大学部2期性)、実習病院である岡山大学病院の歴史を宗宮昌子さん(岡山大学医学部附属看護学校34期生)に語っていただきました。さらに、懐かしいアルバムもホームページ内で展開しています。
私が歩んできた看護人生は、ときわ会の半分にも至りませんが、最近、看護の普遍性を感じずにはおれません。歴史上訪れる何度目かの災難、その中にあって、看護はいつの時代にもどんな状況にも求められつづけています。その期待に応えるべく、多くの偉大先輩方のお導きと、若い世代のエネルギーを糧としながら、ともに歩み続けていきましょう。
2021年6月吉日
ときわ会 会長 保科 英子
(岡山大学医学部附属看護学校34期生)
100周年記念ムービー
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岡山大学での看護教育の歴史 -
大学における看護教育 -
岡山大学病院の近況
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教育・実習
長い歴史の中で、その時代に合わせた様々な学びの変遷。ピーンと張りつめた朝の空気、これから実習に向かう看護学生。今も変わらない緊張感。教育の場は病院から地域へ、そして海外へ。学ぶ形は違っても、変わらないものを教えてくださった恩師、先輩。そして、ナイチンゲール誓詞。
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仲間
仲間がいたからこそ頑張れた。仲間がいたからこそ勇気が出た。仲間がいたからこそ、楽しかった。寮生活、学祭、宿泊研修、修学旅行。卒業していろんな人生を歩んできたけど、今でも変わらない仲間の力。
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学び舎
看護学校校歌があったなんて知ってましたか?「われら岡大ナース生♪ 愛のこころ育まん♬」。今はもう跡形もないグランドの西側にあった木造校舎。現在の保健学科棟ももう築33年。思い出がいっぱい詰まっています。
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病院・看護実践
常に時代の先端を走り続けている岡山大学病院。その昔は周りが田んぼだらけだった鹿田の地。今は所狭しと建物が次々と建っています。看護師が働く環境も移り変わっていきました。白衣もしかり。変化し続ける看護実践の場。しかし、変わらないもの、それが看護のこころ。