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リレーエッセイ第2弾!

掲載日:2008-11-12 21:22:58

       定年退職後3年

     岡山大学医学部附属看護学校  17期生 石原 美恵子
           
塚原 恒子様よりバトン頂きました。塚原様と私は手術部看護学会つながりです。
塚原様が産み、育てられた日本手術看護学会中国地区に手術部の師長時代に関わらせていただきました。
大変でしたが勉強になり、他病院の方とのつながりもできた有意義な会でした。

昭和42年卒業と同時に岡大病院に就職、平成18年3月にめでたく定年退職いたしました。
42年の長きにわたり鹿田地区で生活したことになります。
初々しかった10代後半からおばさんまっただ中の60代始めまで人生の大半を過ごしたことになると思うと・・・感無量!?

定年退職後すぐに岡山県看護協会の嘱託職員となり、現在は研修センターの教育担当事務をしています。よく働くものだと自他共に感心しています。
一生で看護職と事務職の2つの職種を持った気分です。どちらもそれなりにそれなりの苦労があります。
緊急を要するような仕事はないけれど、看護職だけが大変ではないということを実感しました。

ここにきてびっくりしたこと。
岡大看護学校と附属病院しか知らなかった私です。県内にまあ沢山の教育コースの異なる看護系教育機関(現在26校)と病院があることか。目からうろこでした。
様々な教育機関で教育を受けた人、様々な施設で働く人、様々なレベルでがんばっているということ。頭が下がる思いがします。

岡大の後輩達は看護協会の研修の講師となって下さっている人も多く、岡山県の看護教育の質向上に貢献されています。うれしいことです。誇りに思います。
今、外から見て思うことは、「私たちは温室育ち、つくづく穏やかで品のいい、質の高い集団だったなあ」という事です。

再就職して3年目になりますが、若い頃大病した割には元気で、今は年相応の成人病?(老年病?)の、血圧・中性脂肪を気にする日々です。ですが、行ってみたい、見てみたい、聞いてみたいの好奇心は衰えることなく、最近は海外旅行行きたい症候群となり、次はどこに行こうかと各旅行会社のパンフレットを熟読して楽しみ、パスポートが各国の出入国の印で埋まる事を願っています(押印してくれない国もありがっかりです)

同期は49名でした。同期会は毎年11月の最後の日曜日と決めています。昨年は児島、今年は11月30日、海を渡って高松で開催です。楽しみにしています。
ここ3年続けて同期生の訃報あり、3名の友人を癌で失いました。友の冥福を祈り、我が身の健康に感謝しながら集う会ともなりました。


編集後記

リレーエッセイ第2弾は、塚原恒子様からバトンを受けて、石原美恵子様が担当してくださいました
現在私も病棟で働く身で、他の道については全く未知の領域です。
なので新しい道を歩んでおられる石原様の文章を拝見させて頂いて、「世界は広いんだなあ」と、それこそ目からウロコが何枚もこぼれ落ちるような思いです。
それともう一つ、人と人のつながりというものは本当に大切なのだ、という事を改めて感じました。
一人で頑張るのはしんどい事ですが、周りの人に支えられ、周りの人を支えながら仕事して行く事が出来るのは、とても幸せな事だと思います。
まだまだ未熟な私ですが、先輩達の背中を追いつつ、後輩のお手本になれるような人物目指して頑張りたいと思います

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