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リレーエッセイ第10弾!

掲載日:2016-9-12 10:18:00

川の流れのごとく自然に、楽しく生きていこう!!

  岡山大学医学部附属看護学校     第18期生 山上 富代

看学9期生の大須賀桂子さんよりリレーエッセイのバトンを受け取りました。大須賀さんには香川県看護協会活動を通して看護学校の大先輩であることが解り、心強くまた大変お世話になりました。
 私は福岡県で高校生活を送り「手に職を!!」と考え、父の郷里である岡山の看護学校を受験するために、一人で夜行列車に乗り岡山へ出てきました。卒業後大学病院に就職し第一外科に6年間、手術室に3年間勤務。その後、福山市に市政60周年事業として福山市民病院が開設されることになり、開設の準備から係わり7年間勤務しました。それから、昭和58年に開院した香川医科大学附属病院で16年間勤務。その後社会保険栗林病院(現在は独立行政法人地域医療機能推進機構りつりん病院)で13年間勤務後、現在高松市福祉事業団嘱託職員として身体障害者福祉センターコスモス園で勤務しております。医療から福祉の現場へと移り色々経験しながら7年目を迎えております。卒業から現在までの49年間は、看護学校の諸先輩と大学病院で一緒に勤務した仲間からのお誘い、友人からの紹介等「川の水が流れるごとく」タイミング良くお話を頂き、自分で決断し現在に至っております。先輩・仲間・友人に恵まれていたことに感謝しております。
 私はおひとり様なので身体には気を配っております。早朝1時間ウオーキングをしてからの出勤を40年間続けております。20年前からは冬期以外の季節には、月1回の登山も楽しんでおります。日々のトレーニングの成果を評価するために、「四国八十八カ所歩き遍路」を区切り2回で達成しました。約1200km自分の足で歩いた経験を通して「一歩前へと継続」を実感しました。その後日本100名山にチャレンジし平成26年に全て登頂できました。15年間かかりました。今年古希の記念として①利尻富士登山、②日本アルプス表銀座を縦走し槍ヶ岳に登り、お天気にも恵まれ良い記念になりました。他にテーマを決めての海外旅行年1~2回、京都一周トレイル、日本秘湯温泉めぐり等で遊んでおります。マジックの施設訪問、知的障害者の支援ボランティア等時間があれば活動しております。仕事をしながら遊ぶには、身体が健康で元気であることです。そのためには腸内環境を整えることが大事と思っておりますので、テレビ・ラジオ・雑誌等から得た情報はいろいろと試みております。
 平成28年8月28日(日)第7回大学病院の旧手術部同好会(3年毎開催)に参加して、会長塚原婦長(中央手術室初代婦長・このリレーエッセイ第1弾に登場)を始め先輩の方々と旧手術室の想い出を語り合い、参加者の現状報告を聴き、和やかに楽しい時間を過ごすことができました。会長の塚原婦長は昔とお変わりなく「新老人の会」で色々と活動されて大変お元気で刺激を受けました。「新老人の会」の方針は①愛すること、②創めること、③耐えること、であるとお聞きし、私も古希から何かを始めたいと思いました。生涯現役で仕事して、人のお世話をして、楽しく遊ぶことを目標に過ごしていきたいと考えております。91歳で元気で食事・洗濯・掃除を一人で頑張っている母に負けないようにしなければとも思っております。このリレーが末永く続きますことを念じております。


編集後記
このリレーエッセイもついに第10弾を数えるまでになりました。これもバトンを受けてくださる会員の皆様あっての事で、心より感謝しております。
皆様の文章を拝見していると、その内容に興味を引かれるだけではなく、会員同士の意外な接点が発見されたりといった様子も伺えて、これも皆様が人と人との繋がりを大切にしてきたという証なんだろうな、と感嘆しきりです。
末筆になりましたが、今回バトンを受けてくださった山上さま、素敵な文章をありがとうございました。この場をお借りして、御礼申し上げます。

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